医薬品安全性情報 塩酸アマンタジン、透析患者が「禁忌」に
公開日時 2006/11/21 23:00
厚生労働省は11月21日、医薬品・医療機器等安全性情報(№230)を公表した。
抗パーキンソン剤「塩酸アマンタジン」について、透析患者など重い腎障害を
持つ患者を「禁忌」に新たに加えたほか、抗菌剤「セフトリアキソンナトリウ
ム」は「重大な副作用」に劇症肝炎を追記するなど、添付文書を改訂した。セ
フトリアキソンナトリウムの直近3年間(03年4月~06年6月)の因果関係が
否定できない副作用をみると、劇症肝炎等で3人が死亡しているという。