中医協 ARB配合剤プレミネントなど薬価が決定
公開日時 2006/11/23 23:00
中医協は11月22日、万有製薬の血圧降下剤プレミネント(ARBニューロタンと
利尿剤ダイクロトライドの配合剤)など12成分17品目の薬価収載を決定した。
12月1日を予定。ARBとして国内初の配合剤となる同剤は、ニューロタンとダイ
クロトライドを比較薬として算定され、薬価が190円に決まった。万有による
予測販売金額は初年度13億円、ピーク時の発売6年後に414億円。
第一製薬の超音波検査で肝腫瘤性病変を造影するソナゾイドは、レボビスト注
射用を比較薬として算定され、35%(有用性加算1)加算された。薬価は1万
3338円。ピーク時予測販売金額は発売10年後の26.2億円。
ヤンセンファーマの多発性骨髄腫治療薬ベルケイドは原価計算方式で算定され、
薬価は16万8348円に決定した。ピーク時の4年後に56.5億円を見込む。
ピーク時100億円以上が予測されているのはプレミネントのほか、グラクソ・
スミスクラインの抗パーキンソン剤レキップ(109億円)、バクスターの血液
製剤類アドベイト(107億円)。