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中外製薬 2010年売上の半分以上ががん治療薬

公開日時 2006/11/28 23:00

中外製薬の永山治社長は11月27日に開いた記者会見で、国内がん領域でトップ
企業を目指す考えを強調した。中期経営計画「Sunrise2010」で掲げた目標売
上高4500億円のうち「半分以上ががんになる」と語り、同領域の営業、マーケ
ティング体制を強化する方針を示した。

10月にオンコロジーユニットを設置し、がん専門MRを443人まで増員してきた。
永山社長は同ユニットについて「ひとつの社内カンパニーのように運営してい
く必要がある」と述べた。

現在7品目を承認申請中で、4品目ががん領域(うち3品目が分子標的薬)。
07年中には大型化が期待されるアバスチン(進行再発結腸直腸がん)やタルセ
バ(非小細胞肺がん)の上市、08年までにハーセプチン(乳がん術後補助療法)
やゼローダ(大腸がん術後補助療法)の適応拡大が見込まれる。

さらに、がん領域以外では抗体医薬アクテムラ(関節リウマチ)の適応拡大を
申請中。07年から08年の新薬上市ラッシュに備え、全社的に営業体制を強化す
るため、07年中にMR数を現在の1600人から1700人まで増員する方針。

「2010年には可能性としてMR数1800人までの拡充もあるが、現段階では1700人
まで計画している段階。中途採用を活用しながら、柔軟に対応していきたい」
と語った。がん専門MRを中心に増員が行われる見通しだ。

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