日本ベーリンガーの06年業績 17%増収、成長率トップを確保
公開日時 2007/04/05 23:00
日本ベーリンガーインゲルハイムの大澤昭夫社長らは4月5日記者会見し、06
年1―12月の国内医療用医薬品の売上高(薬価ベース)が前年比17.3%増の13
76億円になったと発表した。グローバル製品のミカルディス(33%増)、スピ
リーバ(118%増)、ビ・シフロール(56%増)などが寄与した。07年中にはM
R数を現在の870人から1000人に拡大することも明らかにし、「2010年売上高20
00億円」に向け「全ての参入領域で3位以内を目指す」方針を示した。
06年の市場シェアは1.8%、売上順位は18位(外資だけでは7位)だった。国
内医療用医薬品市場がマイナス0.6%(IMS調べ)と低迷する中で、成長率は上
位20社中トップを確保した。現在1億6300万円のMR1人当たり生産性は将来的
にはトップ10入り、2億円を目指すとした。