富山化学 07年度技術料収入7.7倍へ
公開日時 2007/05/15 23:00
富山化学工業が5月15日発表した07年3月期通期決算によると、期初に見込ん
でいた技術料収入が08年3月期(07年度)にずれ込んだことから最終赤字は87
億6500万円となった。07年度は技術料収入が136億9600万円増の157億5000万円
となる見通しで、純利益は一転して55億円の黒字予想。157億5000万円の内訳
は、T-5224(関節リウマチ)、T-817MA(アルツハイマー病)、T-705(インフ
ルエンザ)の導出およびT-3811(ニューキノロン)の国内承認に伴うアステラ
ス製薬からの収入―。
〔連結業績(前期比)07年度予想〕
売上高 167億3200万円(27.6%減)321億円
営業損益 △57億9700万円(―)62億円
経常損益 △65億5700万円(―)55億円
純損益 △87億6500万円(―)55億円