中外製薬 アクテムラの海外フェーズ3、有効性を確認
公開日時 2007/06/17 23:00
中外製薬は6月15日、同社が創製し海外で親会社のロシュと共同開発中の抗体
医薬アクテムラの関節リウマチ(RA)に関するフェーズ3(OPTION)結果が欧
州リウマチ学会で報告された、と発表した。メトトレキサート(MTX)に効果
不十分な中等症から重症のRA患者623人を対象とし、投与24週後(最終観察時)
のACR改善率(米国リウマチ学会の評価基準)はプラセボ群に比べ有意に高い
数値を示した。ロシュは今年1月に主要評価項目を達成したことを発表してい
た。