次期薬価制度改革主要検討事項案
公開日時 2007/06/27 23:00
【イノベーションの評価】▽画期性加算、有用性加算の加算率、加算要件▽原
価計算方式における有用性の評価▽市販後に薬事承認を既に受けている効能効
果に関して、市販後臨床試験を行うなどして真の臨床的有用性を検証した場合
の評価▽競合品のない新薬であっても現行薬価制度の下では総価取引などの影
響で薬価が循環的に下がっていくこと。
【採算性に乏しい医薬品の評価】▽小児加算、市場性加算の加算率、加算要件
▽小児・希少疾病といった採算性に乏しい効能効果を追加した場合の評価▽外
国と大幅に薬価が異なる薬効群の医薬品について、その上市、供給にかかるコ
ストの適切な評価▽古くても医療上有用で必須な医薬品の評価。
【市場拡大再算定のあり方】▽効能追加に伴って市場拡大再算定の対象になる
こと▽市場拡大再算定類似品の範囲。類似した医薬品でも対象になるもの、な
らないものがありうること。
【後発医薬品の使用促進】▽処方せん様式の変更について▽薬局における在庫
管理コスト等の評価▽薬価基準収載頻度。
【その他】▽薬価算定組織の意見について▽キット加算と有用性加算との関係。