日本化薬 08年5月期、抗がん剤GEが倍増へ
公開日時 2007/07/02 23:00
日本化薬は7月2日の07年5月期通期決算説明会で、医薬事業本部の08年5月
期の売上高は425億円(前期実績417億円)、営業利益は研究開発費増などの影
響で65億円(75億円)になる見通しを示した。がん関連の売上高は230億円(2
11億円)に拡大する見通しで、内訳は既存品が143億円(154億円)に減少する
一方、新製品が87億円(57億円)と成長を牽引する。抗がん剤の後発品は倍増
の48億円を予想。7月に後発品2品目(制吐剤グラニセトロン、活性型葉酸製
剤レボホリナート)の収載を予定する。
〔主要品06年度売上実績(05年度)07年度予想、億円〕
オダイン 32(32)33
ランダ 28(31)24
フエアストン 22(26)19
ラステット 17(17)16
ピノルビン 14(15)13
アイエーコール13(11)15
イムシスト 7(7)8
カルセド 6(5)7
ジェルパート5(0)8
抗がん剤GE 24(9)48