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中医協 7対1入院基本料の届出医療機関が急増

公開日時 2007/07/11 23:00

06年度の診療報酬改定で新設された、患者1人に対し看護師7人を配置するこ
とで算定される「7対1入院基本料」(急性期入院医療)の届出医療機関数が
急増していることがわかった。5月時点の届出医療機関数は787施設(16万273
0床)となり、昨年5月の280施設(4万4831床)の約3倍にのぼる。厚労省が
7月11日の中医協に報告した。

厚労省は06年度改定で、一般病棟の入院基本料について実質看護配置を7対1、
10対1、13対1、15対1に再編成し、手厚い看護体制には高い点数とする体系
にした。その結果、7対1が急増。保険局医療課では「医療機関が必要な看護
師を確保したり、病床を削減したり工夫して7対1の方向に動いている」と分
析した。

また、厚労省が報告した07年度看護職員募集・採用状況によると、募集人数3
万3458人(前年比8216人増)、4月時点の採用数2万7887人(5217人増)と大
幅に増加している。設置主体別にみると、国立大学法人(45施設)は4875人
(2420人増)の募集に対し4723人(2426人増)を採用し、増員分の約半分を確
保した。委員からは「一時的に新卒者が現場に増えるため、教育による質の充
実が求められる」との声も上がった。

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