日本保険薬局協会（Npha）は９月25日、日本ジェネリック医薬品学会（GE学会）
と共同で、後発品の備蓄体制を強化する薬局に「ジェネリック医薬品推奨マー
ク」を配布することを決めた。備蓄が300品目以上の「ゴールド」、それ以下
の「シルバー」の２種類のステッカーを用意。店舗に貼ってもらうことで、患
者に使用促進への取り組み姿勢が分かるようにする。両者が共催する「ジェネ
リック医薬品普及強化月間」（10月）のなかで実施する。

後発品の普及速度が遅い理由のひとつに、薬局の備蓄問題がある。NphaとGE学
会は、薬局に300品目があれば７～８割の患者の処方要望に応えられると判断。
これをクリアしているか、または体制強化に意欲を示す薬局に「マーク」を与
えることにした。普及強化月間中の１ヵ月で、Npha会員（９月12日現在5886店
舗）の半数を超す3000施設への「ゴールド」配布をめざす。会員以外の参加も
可能。施設名は健康保険組合連合会にも通知する。