健康保険組合連合会は12月14日、懸案事項となっている政管健保への協力金問
題について、08年度に限り750億円の肩代わりを受け入れる方針を固めた。同
日会見した対馬忠明専務理事は、12日に政府・与党から正式に協力要請が来た
ことから、単年度に限る措置などを条件に「苦渋の決断もやむをえない」との
結論に至ったと説明した。

政府は厳しい財政状況を背景に、政管健保に対する国庫補助を1000億円程度削
減する方針を示しており、それを肩代わりする形での支援金を健保連と共済組
合に求めていた。