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厚労省・後発品承認 初後発は5成分 トラゼンタ後発品に8社 インチュニブ後発品に6社

公開日時 2026/08/17 04:53
厚生労働省は8月17日、後発医薬品として17成分77品目を承認する。後発品として初めて承認されるもの(以下、初後発品)は5成分。この中には2型糖尿病治療薬・トラゼンタ錠(一般名:リナグリプチン、製造販売元:日本ベーリンガーインゲルハイム)の後発品があり、今回最多の8社が承認を取得する。また、注意欠陥/多動性障害治療薬・インチュニブ錠(同グアンファシン塩酸塩、武田薬品)の後発品は6社が、パーキンソン病治療薬・ノウリアスト錠(同イストラデフィリン、協和キリン)の後発品は5社が承認を取得する。

◎トラゼンタ後発品 有効成分はリナグリプチン又はリナグリプチン水和物

厚労省によると、トラゼンタ後発品の承認を取得するのは全星薬品、東和薬品、ダイト、ニプロ、キョーリンリメディオ、沢井製薬、日新製薬、日本ジェネリックーーとなる。後発品の成分は、先発品と同じリナグリプチン、又はリナグリプチン水和物のいずれかだという。

インチュニブ後発品の承認取得企業は東和薬品、沢井製薬、辰巳化学、Meiji Seika ファルマ、共和薬品、ニプロ――。ノウリアスト後発品は大原薬品、日本ケミファ、東和薬品、共和薬品、沢井製薬――となる。

◎テネリア後発品は沢井のみ 2社参入のポマリスト後発品はデキサメタゾン併用で承認

これら以外の初後発品は、2型糖尿病治療薬・テネリア錠(同テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物、田辺ファーマ)と、再発又は難治性の多発性骨髄腫治療薬・ポマリストカプセル(同ポマリドミド、ブリストル マイヤーズ スクイブ)の後発品となる。

テネリア後発品は沢井製薬のみ承認を取得。ポマリスト後発品は、東和薬品と富士製薬の2社が承認を得る。このうちポマリスト(先発品)の用法・用量は、▽デキサメタゾン併用、▽ボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用――で設定・承認されているが、後発品はデキサメタゾン併用でのみ承認される。

また、ノウリアストとポマリストの2剤は革新的新薬薬価維持制度(PMP)が適用されており、両剤の後発品薬価は先発品からPMPによる加算分を差し引いた上で0.5掛け(=50%)で算定される。

◎ジクトルテープ後発品 久光ファーマが承認取得

このほか、高用量のジクロフェナクナトリウムを含有している経皮吸収型持続性疼痛治療薬・ジクトルテープ(同ジクロフェナクナトリウム、久光製薬)では、久光ファーマの後発品が承認される。この後発品がAGかは不明。ジクロフェナクを有効成分とするテープ剤の後発品は既に承認されているが、今回の高用量製剤の後発品は初となる。
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