中医協総会 在宅自己注射の条件を緩和
公開日時 2008/02/03 23:00
中医協総会は2月1日、インターフェロン製剤など患者が自己注射できる対象
薬や条件を緩和することを決めた。インターフェロンアルファ製剤の適用対象
については、これまでC型慢性肝炎でのウイルス血症のみ認めてきたが、これ
にHBe抗原陽性でDNAポリメラーゼ陽性のB型慢性活動性肝炎のウイルス血症も
加える。2週間に1回の外来診療の条件も撤廃する。
グリチルリチン酸モノアンモニウム・グリシン・L-システイン塩酸塩配合剤は、
慢性肝疾患での肝機能異常の改善を目的とした頻回投与が必要であるとして、
自己注射できる対象薬に含めることとした。
抗リウマチ薬エタネルセプトも、これまで2週間に1回の外来診療が必要だっ
たが、市販後に行った全例調査の結果から安全性と有効性が認められたため撤
廃することとした。