厚労省 08年度薬価改定を告示、ARBとSSRIは約10%引き下げ
公開日時 2008/03/05 23:00
厚生労働省は3月5日付で08年度薬価基準改定(4月1日実施)を告示した。
改定率は薬価ベースでマイナス5.2%、医療費ベースでマイナス1.1%。トータ
ル1万4359品目のうち、引き下げが1万2740品目、引き上げが77品目、据え置
きが1542品目だった。市場拡大再算定で大きな影響を受けたARBとSSRIはそれ
ぞれ約10%の引き下げ幅。そのほか、後発品のある先発品として特例引き下げ
の対象となったリスパダールやオノン、クラリスも8~10%程度引き下げられ
ることとなった。
(主な引き下げ品目)「ブロプレス錠8」180.30円→162.10円、「ニューロタ
ン錠50」186.80円→168.00円、「ディオバン錠80mg」151.50円→136.20円、
「ミカルディス錠40mg」171.50円→154.20円、「オルメティック錠20mg」172.
40円→155.00円、「プレミネント錠」190.00円→171.10円、「パキシル錠10mg」
137.20円→123.40円、「ルボックス錠25/デプロメール錠25」50.10円→45.10
円、「ジェイゾロフト錠25mg」137.20円→123.40円、「プログラフカプセル1
mg」989.60円→905.20円、「レミケード点滴静注用100」107695円→100285円、
「リスパダール錠2mg」85.70円→76.20円、「オノンカプセル112.5mg」80.20
円→72.40円、「クラリス錠200」115.00円→106.00円
(主な引き上げ品目)「フェニトイン散」11.20円→12.20円、「塩酸モルヒネ
錠」128.40円→131.30円、「アルギU注」1494円→1821円、「硫酸ストレプト
マイシン注射用1g明治」380円→404円、「診断用アレルゲンエキストリヰ」2
236円→2626円
(主な据え置き品目)「ジゴキシン錠」9.70円、「トコンシロップツムラ」15
76.40円、「ヨウ化ナトリウム(131I)カプセル」1047.50円、「注射用胎盤性
性腺刺激ホルモン」187円、新鮮凍結人血漿22961円