旧アムジェン日本法人 武田の開発部門として始動
公開日時 2008/04/01 23:00
武田薬品は4月1日付で、武田バイオ開発センター(所在地:東京都千代田区、
旧社名:アムジェン社)を設立したと発表した。会長は武田の宮本政臣・医薬
開発本部長が兼任し、社長には中村博安・医薬開発本部日本開発センター前所
長が就任した。
武田は2月にアムジェン社を買収し、100%子会社化すると発表。併せて、米
アムジェンが欧米で開発中の13品目(がん、炎症、疼痛などの抗体医薬が中心)
に関し、日本での独占開発・販売権を獲得した。同センターは武田グループ内
の開発部門と位置づけられ、これらの品目の開発を行うことになる。
社員数は旧アムジェン日本法人の従業員約140人(うち開発スタッフが8割を
占める)で、武田薬品からの出向者3人(開発部門2人、管理部門1人)が含
まれる。