印・オーキッド 日本法人設立、後発品売上100億円目指す
公開日時 2008/04/14 23:00
インド・オーキッドケミカル&ファーマシューティカルズは4月10日、日本子
会社オーキッドファーマジャパンを設立し、日本の後発品市場に参入すると発
表した。今年中に欧州市場で成功した抗菌剤など5製品を申請し、3年後に上
市を目指す。毎年5製品以上申請しラインアップの充実を図る予定で、国内売
上100億円を目指す。
同社は、インド・チェンナイに本社を置き、セファロスポリン系抗生物質の後
発品売上では米国で1位。抗菌剤の後発品売上は世界5位に入る。C.B.ラオ本
社専務はM&Aについて「買収して日本市場に参入するのではなく、必要であれ
ばパートナーと提携し、自分自身で能力を蓄積しながら成長していきたい」と
し、単独による成長に意欲を示した。
グループには原薬製造会社と、医薬品製造の受託業務や新薬開発会社もある。
新薬に関しては糖尿病、炎症、がん、肥満、うつ病など多領域で開発を手がけ、
糖尿病がフェーズ2段階。それ以外は前臨床の段階。