日本化薬 がん関連製品15億円増収へ
公開日時 2008/06/30 23:00
日本化薬は6月30日の08年5月期通期決算説明会で、医薬事業について09年5
月期にがん関連製品で15億円の増収(222→237億円)を見込んでいることを明
らかにした。一方、フェーズ2段階にある高分子ミセル化抗がん剤への積極的
な開発投資により同事業の営業利益は減少する見通し。
〔医薬事業09年5月期予想(08年5月期実績)〕
売上高・消去前 442億円(420億円)
営業利益 74億円(78億円)
〔がん関連売上高08年5月期(前期)09年5月期予想、億円〕
〔既存品〕
オダイン 33(32)32
ランダ 27(28)20
フエアストン 20(22)16
ラステット 16(17)15
ピノルビン 13(14)12
その他 19(23)22
〔ライフサイクルマネジメント品+新製品〕
アイエーコール15(13)15
イムシスト 8(7)8
カルセド 8(6)8
ジェルパート7(5)11
メタストロン 1(0)10
その他 1(1)2
〔GE〕
パクリタキセル 25(8)30
カルボメルク 14(10)15
その他 16(8)21
総計 222(194)237