GE薬協 07年度アクションプログラムの全課題をクリアー
公開日時 2008/07/09 23:00
日本ジェネリック製薬協会は7月9日、厚生労働省の「後発医薬品の安心使用
促進アクションプログラム」に盛り込まれた07年度末までに対応が必要だった
全目標を達成したと発表した。プログラム公表後、昨年10月~今年3月末の状
況を会員全40社(当時)にアンケート調査した。とくに12年度の政府目標であ
る数量シェア30%達成に向け、08―09年度にそれぞれ約半数(各21、20社)の
会員が生産設備やラインの増設を計画しているほか、工場・生産棟の新設(増
設)が12年度までに10施設に及ぶことがわかった。これらにより06年度実績数
量に対する12年度の供給能力は内服薬4.0倍、注射薬2.5倍、外用剤5.0倍とな
る見通し。
卸に在庫がない場合の即日配送は07年度では161件中88件(55%)で実施した。
目標では08年度末には75%にまで引き上げる。09年度末までに対応が必要な
「品切れ品目ゼロ」は、40社中9社37品目(調査期間中の累積)の品切れ品目
があり、達成に向けさらに努力するとした。また、11年度末までに対応が必要
な「全規格揃え」は、31社(残り9社は対応済み)が625規格について提出し
た計画書に基づき、11年度までの薬価収載、製造販売開始に向け作業中とした。