東和薬品 営業利益11.8%減、販管費大幅増で
公開日時 2008/08/11 23:00
東和薬品は8月11日、09年3月期第1四半期決算を発表した。後発品使用促進
策を受け、引き続き適正価格販売を維持し、マイバスタン(先発品メバロチン)
、エルピナン(アレジオン)、ファモスタジン(ガスター)など主力品を拡大
させ前年同期比9.5%の増収。需要拡大が見込まれる保険薬局市場での安定供
給体制強化と大手薬局チェーンとの取引拡大に注力したとしている。利益面で
は、積極採用に伴う人件費や、広告宣伝費、試験研究費の増加などで販管費が
24.8%増加したことで営業利益は11.8%減となった。有価証券評価損1億3900
万円を計上し経常利益は20.8%減。中間・通期予想は変更していない。
〔連結業績(前年同期比)〕
売上高 83億3600万円(9.5%増)
営業利益 10億8500万円(11.8%減)
経常利益 12億3100万円(20.8%減)
純利益 8億6200万円(9.1%減)