アステラスファーマUSの畑中好彦社長兼CEOは８月28日、北米事業について「
市場全体の成長率を上回る年率１ケタ台後半を目指す」と述べた。同社連結売
上トップの免疫抑制剤プログラフの米国特許満了を乗り越え、上昇トレンドを
継続していきたい考えを示したもの。

過活動膀胱治療剤ベシケアの総処方せんシェアが継続して拡大していることを
示し、プログラフ中心から幅広いポートフォリオによる成長への転換が進んで
いることを指摘した。

IMSによると、今年１―６月の米国市場の成長率は処方せんベースで1.0％、金
額ベースでも1.0％の低水準にとどまっている。