厚労省・安全性情報 NBIのスピリーバなど注意呼びかけ
公開日時 2008/08/28 23:00
厚生労働省は8月28日、医薬品・医療機器等安全性情報(No.249)を公表した。
7月4日に使用上の注意を改訂について指示した、日本ベーリンガーインゲル
ハイムの慢性閉塞性肺疾患治療薬スピリーバについて改めて詳細な症例を掲載
した。
スピリーバは05年4月1日から08年5月23日の約3年間で、イレウスの副作用
報告が4例(死亡例はなし)あったとした。年間使用患者数は約18万人(07年
1~12月)。また、スピリーバ同様使用上の注意の改訂を指示した参天製薬の
抗リウマチ薬リマチル、ヤンセンファーマの抗HIV薬プリジスタ、ファイザー
の禁煙補助薬チャンピックスなどの注意喚起も改めて行った。