厚労省幹部人事 大臣官房審議官(医薬担当)に岸田PMDA理事
公開日時 2008/09/01 23:00
厚生労働省大臣官房審議官(医薬担当)に岸田修一医薬品医療機器総合機構
(PMDA)理事が9月1日、就任した。前任の黒川達夫氏は辞職した。岸田氏は
49年生まれ、74年大阪大学大学院薬学研究科を修了、同年4月に旧厚生省薬務
局に入省。03年に医薬食品局審査管理課長を務め、04年にPMDA安全管理監、
06年に同理事に就いていた。
通常の幹部人事は通常国会が終了する7月に行われるが、医薬食品局長、総務
課長が異動になり、黒川氏は8月末の来年度予算概算要求などの作業のために
異動が先送りになったとみられる。審議官候補の一人だった川原章PMDA安全管
理監は辞職となった。
また、同日付の異動では、医薬国際担当の富永俊義大臣官房総務課企画官が米
FDAに1年の研修に行き、後任にはインドネシア保健省に派遣されていた宇津
忍氏が就くことになった。