PhRMA(米国研究製薬工業協会)は、14日、同日米議会上院保健・教育・労働・年金委員会(HELP)で了承された、民主党のヘルスケア改革案を支持しないとのKen Johnson上級副会長の声明を発表した。
Johnson上級副会長は、不支持を決めた理由として、同案がバイオメディカルイノベーションを促進する内容になっていないことやメディケアパートD(薬剤給付)に変化を及ぼす懸念のある保険料値上げや増税などを含む内容を挙げている。
しかし、患者中心の医療を目指す改革が実施されると信じるとし、全ての米国人が手ごろな経費で良質の医療を受けられるような改革を追究するために今後もホワイトハウス、上下院のリーダーと協力していく意向を表明している。