欧州医薬品庁CHMP ITP治療薬Revoladeなど6成分に承認勧告
公開日時 2009/12/25 04:00
欧州医薬品庁(EMEA)ヒト医薬品委員会(CHMP)は、12月14-17日に開催され、グラクソスミスクライン(GSK)の慢性特発性血小板減少性紫斑病(ITP)治療薬Revoladeなど6成分について承認勧告(肯定的意見)を行うことを決めた。主要成分は次の通り。
*ブリストル・マイヤーズスクイブ ファーマEEIGの DuoCoverおよびサノフィファーマ ブリストル・マイヤーズスクイブSNCのDuoPlavin(ともにクロピドグレル+アセチルサリチル酸)。ともにアテローム血栓症予防を適応としたクロピドグレルとアセチルサリチル酸の定用量配合剤。
*Cangene Europe LtdのヒトB型肝炎免疫グロブリン。B型肝炎の免疫学的予防の適応。
*ノバルティス・ワクチンズ・アンド・ダイアグノスティクスS.r.l.のMenveo(MenACWYワクチン)。少年・成人(11歳以上)における髄膜炎菌血清群A、C、W-135、およびYによる感染症予防の適応。
*アムジェン・ヨーロッパB.V.のProlia(デノスマブ)。骨折リスクのある閉経後女性の骨粗鬆症および骨折リスクが高い前立腺がん患者でホルモン除去療法を受けた患者の骨量減少治療の適応。
*GSKトレーディング・サービスLtdのRevolade(eltrombopag)。慢性特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の適応。