久光製薬 貼付型の爪白癬治療薬HTU-520 期待の効果得られず フェーズ3で
公開日時 2012/04/26 04:01
久光製薬は4月25日、爪白癬治療薬として開発している「HTU-520」(テルビナフィン塩酸塩 貼付剤)の国内フェーズ3の結果を発表した。52週間にわたり1 日1 回、1回1枚を爪に投与した際の有効性および安全性について、プラセボを対照に検討したが、期待した効果が得られなかったという。今後詳細な検討を行い、国内開発に関する判断をするとしている。
貼付剤の特性を生かし、爪の中へ成分を高濃度に移行させることを期待し、日米で開発を進めている。米国は予定通り13 年度中にフェーズ3の開始を目指すという。