【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

薬局薬剤師 参加したいセミナーテーマ 1位に「薬剤・検査データの読み方」 ネグジット総研

公開日時 2013/06/25 05:03

薬剤師を対象としたプロモーションや調査を行うネグジット総研は6月24日、薬局勤務薬剤師が興味のある、または参加したいと思うセミナーテーマのトップが「薬剤・検査データの読み方」だったとの調査結果をまとめた。回答した薬剤師の49.7%がこのテーマを挙げた。また、セミナーなどを通じて交流を持ちたい医療従事者は、医師や薬剤師が約9割、看護師が8割超、栄養士が7割となった。在宅医療の高まりや薬局間競争を背景に、患者にこれまで以上に踏み込んだ指導を行いたいと考える薬局薬剤師の姿が垣間見える結果となった。

同社の薬剤師調査モニターのうち、薬局薬剤師を対象に5月12日~25日にインターネットで意識調査を行った。有効回答数は354人。内訳は管理薬剤師または薬局長が141人と最多で、次いで、その他薬局勤務75人――など。回答者は30~40代で7割を占めた。

興味のある、または参加したいセミナーテーマについて、過去の同社の調査では、コミュニケーションスキルに課題を感じる薬局薬剤師が多く、「服薬指導」が最も人気のあるテーマだった。一方で、今回のトップが「薬剤・検査データの読み方」となったことに同社は、「今まで以上に患者さんに関わろうとする意識の現れではないか」と分析している。なお、今回調査でニーズの高かったほかのテーマは、「服薬指導」(48.9%)、「漢方」(38.1%)、「フィジカルアセスメント」(36.4%)、「コミュニケーションスキル」(32.2%)――だった。

交流持ちたい医療従事者 医師90%超、看護師85%

次に、セミナー参加者の中で交流を持てれば良いと思う医療従事者を聞いたところ、医師が92.7%と最多で、次いで薬剤師90.4%、看護師85.6%、栄養士70.3%――となった。薬局薬剤師にとって、医師とのコミュニケーションの向上は永遠の課題であり、医師と交流を持ちたい薬剤師は多い。薬剤師同士で交流し、情報交換したいとのニーズも高かったが、交流を持ちたいのは商売敵となる同じ地域の薬剤師ではなく、商圏が離れた薬剤師とも考えられ、より精査が必要だろう。

看護師との交流にも高い関心が示されたが、これは患者と接する機会が多い看護師と患者ベースの情報交換をしたいとの意向や、在宅医療の高まりが反映した可能性がある。栄養士との交流ニーズの高さについては、最近、栄養指導をしている薬局が増え、栄養士を配置する薬局も出始めており、栄養関係の知識を吸収したいとの意向が働いているものとみられる。

なお、セミナーに参加しやすい曜日は、日曜(53.1%)、土曜(50.0%)、木曜(30.8%)の順で、最も不評なのが月曜だった。

 

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(1)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー