【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

中外とマルホ 共同開発の尋常性乾癬に用いる配合外用薬「M8010」を国内申請

公開日時 2015/05/26 03:50
中外製薬とマルホは5月25日、共同開発した尋常性乾癬に用いる配合外用薬「M8010」(開発コード)を、中外が同日に承認申請したと発表した。M8010は、中外が創製した活性型ビタミンD3誘導体のマキサカルシトールと、合成副腎皮質ホルモンのベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルの配合外用薬。両剤とも単剤で尋常性乾癬を効能・効果のひとつにしており、重症度の高い患者では両剤を併用しているケースがあるため、配合外用薬を開発した。

承認取得後は、中外が製造販売承認を保持し、マルホが情報提供活動と販売を行う。これは現在販売中のオキサロール軟膏・ローション(一般名:マキサカルシトール)と同様のスキームとなる。

M8010の国内第3相臨床試験では、同剤の1日1回塗布について、マキサカルシトール軟膏単剤(1日2回塗擦)およびベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル軟膏単剤(1日1回塗布)に対する優越性を評価した。その結果、主要評価項目の4週間後のPSI(=乾癬病変の皮膚所見の重症度をスコア化する評価指標)の合計スコア、副次的評価項目の4週間後のmPASI(=頭頸部を除く乾癬病変の皮膚所見の重症度及び病変範囲をスコア化する評価指標)の減少率のいずれについても、両単剤に対する優越性が検証されたとしている。

安全性は主な有害事象として鼻咽頭炎や血中コルチゾール減少が認められたが、いずれも軽度で、両単剤と比較して発現率に大きな差は認められなかったとしている。
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(0)

1 2 3 4 5
悪い   良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー