千葉大学病院 藤澤 陽子さん
公開日時 2013/11/30 00:00
患者のそばで診療や療養生活を支える看護師の役割は1990年代後半からより専門性を帯び、日常臨床において重要度を増している。認定看護師が21分野、専門看護師が11分野で誕生し、患者への看護や家族サポートの向上、多職種からなるチーム医療の強化に貢献している。こうした看護師の登場で、製薬企業やMRの情報提供活動にも変化が見られてきている。そこで本シリーズ「NursesTalk看護師が語る仕事の風景」は、高度な技能や経験を生かして職務に励むエキスパート看護師の仕事ぶりを紹介していく。院内横断的に緩和ケアの質向上に取り組む初回に登場していただくのは、千葉大学医学部附属病院(宮崎勝病院長)緩和ケア支援チームのがん看護専門看護師である藤澤陽子さん。同院は835床を擁し、千葉県有数の地域がん診療連携拠点病院...