【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

【診療報酬改定:注目トピック24】糖尿病患者をチーム医療で透析予防

公開日時 2012/10/17 04:00

診療報酬改定で知っておくべきトピックを、ミクス増刊号「医師と話せる診療報酬改定」(3月25日発売)から定期的に紹介するこのコーナー。今回は、糖尿病患者を医師、看護師、管理栄養士のチーム医療により、透析患者になることを予防する取り組みが点数化されたことを解説する。

日本透析医学会の調査では、10年12月末現在、日本の透析患者数は29万7126人で約30万人。増加傾向にあり、糖尿病性腎症からの透析患者への移行が多いことに注目し、外来のチーム医療による透析予防を促す点数を新設することになった。
糖尿病透析予防指導管理料 350点(月1回)

算定するには、糖尿病指導の経験をもつ医師、看護師または保健師、管理栄養士(いずれも専任、管理栄養士は非常勤も可)で組織する「透析予防診療チーム」による医学管理が必須。そのうえで、糖尿病教室を実施し、1年間に当該指導管理料を算定した患者の人数、状態の変化などを報告することが必要。

対象患者は、HbA1cが6.1%(JDS値)以上、6.5%(国際標準値)以上または内服薬やインスリン製剤を使用している外来糖尿病患者であって、糖尿病腎症第2期以上の患者(透析療法を行っている者を除く)。

次回25回は最終回です。

「医師と話せる診療報酬改定」のサンプルの閲覧 こちら

ミクスOnlineプレミア会員の方は、「医師と話せる診療報酬改定」を
e-BOOKで見られます。 こちら

過去記事
第1回 退院促し医療連携や在宅で支える流れ作る こちら
第2回 退院支援、地域連携支援をする病院の評価 こちら
第3回 在宅患者の支援強化を誘導 こちら
第4回 訪問看護ステーションとの連携 こちら
第5回 在宅医療へ薬局薬剤師の参画を促す こちら
第6回 便利な間歇注入シリンジポンプの普及後押し こちら
第7回 在宅酸素療法などによる指導加算算定しやすく こちら
第8回 がん治療の地域連携を促す こちら
第9回 外来がん治療にチーム医療を促す こちら
第10回 入院から在宅まで緩和ケアを促す こちら
第11回 在宅緩和ケアを促す こちら
第12回 認知症 まずきちんと診断 こちら
第13回 入院の短期化を促す こちら
第14回 認知症の長期入院患者の退院支援 こちら
第15回 認知症の急性増悪を地域連携で対応 こちら
第16回 向精神薬の多剤投与は減算 こちら
第17回 治療抵抗性統合失調症患者の副作用管理に500点 こちら
第18回 精神疾患でもチーム医療支援 こちら
第19回 精神疾患でも退院促す仕組み こちら
第20回 認知行動療法 精神科医による実施を誘導 こちら

第21回 医療機関の連携で院内感染防止 こちら
第22回 超早期リハで患者ADL改善図る こちら
第23回 回復期リハ 専門職員配置の強化促す こちら




 

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(0)

1 2 3 4 5
悪い   良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー