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【インタビュー】脳出血発生例 高血圧以外の原因にも目を

【インタビュー】脳出血発生例 高血圧以外の原因にも目を

2013/01/10
イグザレルト(一般名:リバーロキサバン)の市販直後調査の結果から、半年間で脳出血4例を含む9例の死亡例が報告された。この結果をどうよみ、臨床に活かすべきか。製薬企業の情報提供の在り方を含め、心臓血管研究所所長・付属病院長の山下武志氏に話を聞いた。

(Special Comments)GRAVITAS 三重大学医学部臨床創薬研究学講座 西川政勝教授

(Special Comments)GRAVITAS 三重大学医学部臨床創薬研究学講座 西川政勝教授

2010/11/22
抗血小板作用に個人差がある抗血小板薬・クロピドグレルの治療成績向上のために、臨床現場でいかに効き具合をモニタリングするか、全血凝集計VerifyNowを用い世界で初めて前向きに治療介入試験(RCT)を行ったのが、「GRAVITAS」です。制限はあるものの、大変意義のある臨床研究だと思います。この試験の“制限”の1つの挙げられるのが、PCI施行後12~24時間後に全血凝集能を測定し、低反応性(HRPR)と反応性(normal responder)を判定する基準値(230PRU がCut-off値の目安)の測定スクリーニングをしている点です。ステントそのものが異物として血小板凝集能を亢進している可能性があり、PCI施行前に血小板凝集能を測定するなど、純粋にクロピドグレルが十分な抗血小板効果を発現している時点で測定すべきだったのではないでしょうか。
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