【MixOnline】記事一覧2
総括・環境変化のその先にあるもの

総括・環境変化のその先にあるもの

2014/08/30
これまで9回にわたって、製薬企業が直面している環境変化と対応策の方向性について、我々の考え方をご紹介してきた。その中で一貫して訴えてきたのが、規模や資金力ではなく、変化への対応力が事の成否を決める時代になってきているということだ。連載を終えるにあたり、こうした大きな環境変化の、我が国の医薬品産業への示唆を総括してみたい。
営業モデルの変化

営業モデルの変化

2014/07/31
製薬企業の営業モデルのあり方が変わると言われて久しい。背景には様々な環境変化がある。例えば、医療施設における薬剤選定の意思決定者が、処方医から、薬審委員、薬剤部、一部の経営層へとシフトしようとしている。製薬企業が営業している製品の主体は、新薬から長期収載品に変わりつつある。
マーケティングの変化②

マーケティングの変化②

2014/06/30
前回は、ここ数年間で現実に起きているマーケティングの変化を4Pの観点から俯瞰した。今回は、諸外国で起きていることも踏まえながら、今後5年単位で起きる可能性のある医薬品マーケティングの進化の方向性について考えてみたい。
マーケティングの変化①

マーケティングの変化①

2014/05/31
「製薬企業にマーケティングは必要ない」と大胆なことをおっしゃる方がいた。理由をお聞きしたところ、「マーケティングの4Pについて検討する必要がない」とのことだった。「Productは研究開発部門が担当し、Priceは公定薬価があり、Promotionは情報提供活動に関してコンプライアンスルールがあり、Placeはほぼ決まったチャネルを使っているから」とのことだった。
生産、サプライチェーンの変化

生産、サプライチェーンの変化

2014/04/30
これまで製薬企業における生産とサプライチェーンは、どちらかというと日本、アメリカ、欧州の先進国市場を対象として、品質と安定供給を主眼に設計、運用されてきた。製薬企業はこれらの市場に、生産拠点を構え、サプライチェーンの責任者を配置し、運用プロセスを最適化させ、ITシステムを構築してきた。
レギュラトリーの変化

レギュラトリーの変化

2014/03/31
唐突ではあるが、競歩という陸上競技種目をご存じだろうか。オリンピックの種目にもなっているのでテレビなどで見たことがある方も多いかもしれないが、最長50kmもの距離を、走るのにも等しいスピードで歩く、という競技である。
開発の変化

開発の変化

2014/02/28
いうまでもなく製薬企業にとって最も大きな競争優位の源泉は、画期的新薬を創出する研究開発力である。特に政府の新成長戦略のライフイノベーションで、革新的新薬の創出が目的として掲げられる中、ますます画期的な新薬を開発する能力が重要になると予想される。
創薬の変化

創薬の変化

2014/01/31
今回は創薬の変化について概観し、製薬企業にとっての示唆を抽出していきたい。ここでの「創薬」とは、Proof of Concept(PoC)取得までのプロセスと定義し、PoC取得後の臨床試験については、次回の「開発の変化」で述べたい。
顧客の変化

顧客の変化

2013/12/27
製薬企業にとっての「顧客」が2つの意味で変化している。ひとつは既存顧客の「意思決定基準」の変化、もうひとつはそれに伴う「顧客そのもの(意思決定者)」の変化である。本連載で、なぜ「顧客」の変化を最初に取り上げるのか。それは、多くの製薬企業がこれらの顧客の変化を見逃している、あるいは、気がついてはいるが活動内容を変えていないために大きなミスを犯してしまっている、と感じているからである。
序論

序論

2013/11/30
最初から医薬品と関係ない話で恐縮だが、読者の皆さんは、プロ登山家の竹内洋岳氏のことを聞いたことがあるだろうか。竹内氏は、地球上に14座ある標高8000メートルを超える全ての峰を、日本人として初めて登頂した登山家だ。
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