日本薬学会
公開日時 2001/03/27 23:00
3月28~30日の日程で、日本薬学会第121年会が札幌市で開催されている。初日は、同学会薬学研究ビジョン委員会が提案したシンポジウム「ファーマインフォーマティクスに基づいたゲノム創薬戦略」などが注目された。このほか、シンポジウム「リスクマネジメントと薬剤師の役割」では、厚生労働省医薬局安全対策課の伏見環氏が、医薬品情報伝達の今後の方向性として、①情報の大量化・高度化への対応、②ターゲット(重篤な副作用症例を扱う臨床医、患者、一般社会など)を絞った情報伝達――が必要とされると指摘した。