持田製薬
公開日時 2001/06/24 23:00
6月23日、冠動脈疾患患者を対象とした抗血小板薬トラピジル(製品名:ロコルナール)による大規模臨床試験J-MIC(M)の最終結果を報告。同試験は日本人を対象にCADの自然歴とトラピジルの長期薬物療法の二次予防効果について検討したもの。トラピジル投与群(300mg/日)873例と非投与群870例に無作為に割り付けた結果、平均924日の観察期間内の心事故発生率は同剤群9.9%、非投与群13.3%、脳血管障害を含めるとそれぞれ11.1%、14.9%となり、トラピジル投与群で有意に低い結果となった。