10月４日、グループの事業構造改革・収益向上対策を発表。医薬および関連事業は、「成長」と「収益」を両立させた戦略を堅持し、三菱化学グループの重要な柱としての位置付けを保持するとしており、１日付で発足した三菱ウェルファーマについては、脳保護剤ラジカットに続くパイプラインを中枢神経系、脳・循環系、免疫・アレルギー、血漿蛋白などの分野を中心に国内外で充実させ、安定した収益拡大を図る方針。　新規ビジネスでは、ゲノム創薬に関して、三菱化学グループの研究開発に富士通のバイオ・インフォマティクスなどのITを融合させるための事業形態の詰めの段階にあるとしている。