【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

ソネット・エムスリー

公開日時 2001/12/04 23:00

 インターネットによる医療情報サービスを手掛ける日本法人のウェブエムディ(本社:東京都、岡崎眞社長)の営業権を取得し、12月1日をもって統合を行ったことを明らかにした。 営業権譲渡後、日本法人のウェブエムディは企業名だけが残るペーパーカンパニーになる。今回の営業譲渡は米国法人とは一切関係はない。今年9月ウェブエムディからソネット・エムスリーに営業譲渡の打診があり、「検討した結果、(ウェブエムディが持つ)豊富なコンテンツや日本で構築されたサービス、医師会員などのメリットが大きいと判断した」といい、営業権取得を決断したという。 谷村格・ソネット・エムスリー社長は戦略シナジーを次のように語った。「この統合の目的は、医師・医療従事者に向けたより充実したサービスの提供、コミュニケーション・プラットフォームの価値増大と、豊富なコンテンツによる製薬・機器メーカーのマーケティング支援力の強化を狙ったものである」。 今後の展開は、「WebMD」の2003年3月からの有料化の方針を転換し、無料での提供を継続するとともに、医師向けインターネットサービス「MR君」を「WebMD」上でも展開。これにより、「MR君」の利用医師数は35%向上すると予想している。 さらに、日本での医師向けコンテンツの提供に関するライセンス契約を米国ウェブエムディ社と締結。eコンテンツとウェブ編集のノウハウを最大限に活用し、メーカーのeマーケティング活動のサポート力を強化するという。業績について谷村氏は「一時的に落ち込むが、(その後は)黒字になる」と、今回の事業統合により収益の拡大が達成されることを強調した。

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(0)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
【MixOnline】関連(推奨)記事


ボタン追加
【MixOnline】記事ログ
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー