アストラゼネカ
公開日時 2001/12/10 23:00
米国で開催されたSan Antonio Breast Cancer Meeting(12月10日)で、アロマターゼ阻害剤アリミデックス(一般名:アナストロゾール)の術後補助療法に関する試験ATACの結果が報告されたと発表。 閉経後の早期乳癌患者の術後補助療法で、アリミデックスが、現在ゴールド・スタンダードであるタモキシフェンよりも無病生存期間を有意に延長し、局所再発、対側乳癌、遠隔転移のリスクを減少させ、忍容性においても多くの重要なベネフィットを有することが示されたとするもの。 日本では、術後補助療法としての使用は承認された適応症の範囲に含まれているものの、添付文書中には術後補助療法における有効性および安全性が確立していない旨が記載されており、これらの記載削除に向けて厚生労働省と交渉を進めていく予定。