2002年２月期決算（連結）を発表。　売上高695億3800万円（6.6％増）　営業利益159億2000万円（13.8％増）　経常利益165億3600万円（14.2％増）　当期純利益86億700万円（26.8％増）　増収・増益を達成したものの、前期の流通在庫減による期首の販売増分の考慮欠如や、健保法改正による老人負担率の増加、モーラスの光線過敏症対策への注力などが響き、業績は期初予想を下回った。医薬事業部は466億9300万円（12％増）。主力の鎮痛消炎剤モーラスは166億700万円（7.4％増）、モーラステープは272億5200万円（16.4％増）。今年１月に厚生労働省から注意喚起を受けた光線過敏症については、全国１万件の医療機関に接触して案内活動を徹底した。４月の薬価改定で、モーラス、モーラステープともに９％台の引き下げを受けたことなどが影響し、今期の連結業績は、売上高700億円（0.7％増）、営業利益168億円（5.5％増）、経常利益175億円（5.8％増）、当期純利益95億円（10.4％増）と微増収・当期二桁増益を予想する。