日本イーライリリー
公開日時 2002/05/29 23:00
29日、塩酸ゲムシタビン単剤と塩酸ゲムシタビン・カルボプラチンの併用に関する、進行性非小細胞肺癌患者334人に対する第Ⅲ相試験結果が、第38回米国臨床腫瘍学会総会(5月19日)で公表されたと発表。併用群では、奏効率がほぼ倍(30%対12%)、腫瘍増悪までの期間も向上(6ヵ月対4ヵ月)した。生存期間中央値は併用群は10ヵ月、単剤は9ヵ月。 同時に発表された塩酸ゲムシタビン・シスプラチンの併用と塩酸ゲムシタビン・カルボプラチンの併用に関する、進行性非小細胞肺癌患者63人に対する第Ⅲ相試験結果では、塩酸ゲムシタビン・カルボプラチンの併用が非血液毒性に関して有意に低い発現率を示した。