第一三共 新任代表取締役に松本高史氏、上野司津子氏を選出 奥澤社長CEOと3氏で「第6期中計」リード
公開日時 2026/02/27 04:51
第一三共は2月26日の取締役会で、取締役専務執行役員の松本高史氏と取締役常務執行役員の上野司津子氏の2氏を新任代表取締役の候補者に選任したと発表した。6月22日開催予定の定時株主総会の承認および株主総会後の取締役会を経て正式に決定する。一方、代表取締役会長 会長執行役員の眞鍋淳氏は3月31日付で会長執行役員を退任、4月1日から引き続き代表取締役会長を務め、6月の定時株主総会を経て任期満了で代表取締役会長を退任し、常勤顧問に就任する予定。
同社は奥澤宏幸社長兼CEOを含めて代表取締役3人体制となり、4月の第1週目に公表予定の「第6期中期経営計画」(26年度~30年度)の目標達成をリードする。すでに同社は中計の発表を控えてグループ会社を含めた人事・組織の体制整備を進めており、2月24日にはデータ駆動型経営の実現などを掲げた組織体制の見直し(4月1日付)を発表している。

代表取締役候補に選出された取締役専務執行役員の松本高史氏は、1987年に第一製薬に入社。総務本部人事部長を経て、2021年4月から執行役員総務本部人事管掌、23年4月に常務執行役員ヘッド オブ グローバルHR (現任) CHRO(現任)、24年6月から取締役常務執行役員、25年4月に取締役専務執行役員(現任)を務めている。
一方、代表取締役候補に選出された取締役常務執行役員の上野司津子氏は、1990年4月にサントリー入社。2002年12月の第一サントリーファーマ転籍を経て、2010年4月に第一三共に転籍し、第一三共RDアソシエ出向。20年4月に開発統括部臨床開発第三部長を経て、22年4月には執行役員日本事業ユニット メディカルアフェアーズ本部長、24年4月に常務執行役員日本事業ユニット メディカルアフェアーズ本部長 Patient Centricity 特命担当(現任)、25年4月に常務執行役員ジャパンビジネスユニット長 日本事業ユニット長兼メディカルアフェアーズ本部長(現任)、25年6月に取締役常務執行役員(現任)を務めている。

今回の新任代表取締役の選出について同社は、「ジェンダーや国際性の面を含む、取締役の多様性を確保し、様々な視点、意見を経営に取り入れることが取締役会の意思決定機能、監督機能を強化するうえで重要であると認識している」と強調。取締役会が意思決定機能や監督機能を適切に発揮し、企業価値を向上していくうえで備えるべき専門知識、経験、識見も踏まえて指名委員会による答申に基づき、取締役会において決議したと説明した。