中外製薬、日本ロシュ
公開日時 2002/06/30 23:00
1日、合併により10月1日付けで発足する新会社(中外製薬)の人事と組織を発表。永山社長は当初の方針通りだが、専務取締役とされていた日本ロシュの小川渉社長は、代表権を持つ副社長となる。 副社長には現中外製薬副社長の須澤悠自、後町健一郎、上野幹夫の3氏もそのまま就任、上野氏以外は代表権を持つ。後町氏と上野氏は、6月27日の株主総会で、それまでの専務取締役、常務取締役から、副社長への昇格が決まったばかりだが、現時点では代表権はない。 取締役以下、執行役員、基本組織長の大半を現中外製薬の所属者が占めることになった。日本国内での存続会社が中外製薬であること、また国内の企業規模の差によるものと見られる。