藤沢薬品工業
公開日時 2002/07/03 23:00
3日、パリで開催中の第20回国際皮膚科学会議で、アトピー性皮膚炎治療剤プロトピックの有用性が関心を集めたと発表。プロトピックは、ステロイドとは作用機序が異なる免疫調整外用薬。同会議主催シンポジウムでプロトピックがアトピー性皮膚炎治療の新しい柱になっていることが確認されたほか、同社主催シンポジウムでは、日米欧でのプロトピックの臨床使用経験が報告された。プロトピック軟膏は、日本では成人性アトピー性皮膚炎の治療薬として99年11月から販売、小児への適応拡大を02年1月に申請している。