科研製薬は11月21日、03年３月期決算を発表。売上高　　　369億2100万円（ 3.4％増）営業利益　　 41億8200万円（ 0.7％減）経常利益　　 30億9000万円（ 8.4％減）純利益　　10億7300万円（20.8％増）高脂血症治療剤「リパンチル」（売上13億円、前年同期比１億円増）、褥瘡・皮膚潰瘍治療剤「フィブラストスプレー」（14億円、７億円増）は着実に市場に浸透。１月に販売一元化した抗NSAIDs潰瘍剤「サイトテック」（11億円、６億円増）も売上を伸ばし業績向上に寄与した。関節機能改善剤「アルツ」（94億円、5億円減）、慢性動脈閉塞症治療薬「プロサイリン」（49億円、５億円減）、鎮痛消炎貼付剤「アドフィード」（38億円、６億円減）は薬価改定の影響で前年同期を下回った。通期は売上高756億円（3.2％増）、経常利益58億円（5.0％増）、純利益20億円（13.3％増）を見通している。