サノフィ 欧州心臓病学会がクロピドグレルで新GL
公開日時 2002/12/02 23:00
サノフィ・サンテラボは12月2日、非ST亢進性の急性冠症候群(ACS)を持つ患者の管理で、ADP受容体拮抗物質剤プラヴィックス/イスコヴァ(クロピドグレル)の使用に関する推奨を更新する内容の新ガイドライン(GL)を、ヨーロッパ心臓病学会が発行したと伝えた。新GLは「ヨーロピアン・ハート・ジャーナル」誌12月号に掲載、インターネット(http://www.eurheartj.org)からも入手可能。新GLは、ACSの疑いがあるすべての患者の急性、および長期(9~12ヵ月)使用の両方について、アセチルサリチル酸(ASA)75~150㎎に加え、プラヴィクス/イスコヴァ75㎎を使用することを推奨。ASAに過敏な患者の場合は、プラヴィックス/イスコヴァの単独使用も推奨した。また、外科手術を受ける予定の患者の場合、手術の5日前に使用を中止するよう勧めている。