アベンティス 痔治療薬など味の素に移管
公開日時 2002/12/11 23:00
アベンティス ファーマは12月11日、痔疾患治療剤「プロクトセディル坐薬」「同軟膏」と耐性乳酸菌製剤「エンテロノン-R」の販売を、03年2月から味の素ファルマに移管すると発表した。中核となるグローバル戦略製品へ経営資源を集中させるアベンティス ファーマの方針のため。プロクトセディルは1966年に日本ルセル(現アベンティス ファーマ)が輸入承認取得。現在、味の素ファルマが製造しアベンティスファーマが販売している。エンテロノン-Rは69年、森下製薬(同)が製造承認取得、製造、販売ともアベンティス ファーマが行っていた。販売移管に先立ち、エンテロノン-Rの製造承認を味の素ファルマが承継した。