米メルク 杏林導出の糖尿病治療剤PⅢへ
公開日時 2002/12/11 23:00
杏林製薬は12月11日、糖尿病治療剤「KRP-297」(開発コード、メルク社コードはMK-767)について、導出先の米メルク社が第Ⅲ相臨床試験を開始したと伝えた。米メルク社がすでに実施した第Ⅱ相臨床試験では、2型糖尿病患者の血糖値、HbAlc、TG(トリグリセリド)、LDL-Cの低下作用とHDL-Cの上昇作用を示すことが確認された。また、投与患者の大半で安全性と良好な忍容性を示した。日本では現在第Ⅱ相臨床試験中。