J&J 脳卒中治療でステント術有効
公開日時 2002/12/15 23:00
ジョンソン・エンド・ジョンソンは12月13日、脳卒中治療に対する頚動脈ステント留置術(CAS)が、外科手術(頸動脈血栓内膜剥離術、CEA)に比べ有意に安全であるとの米国心臓協会(AHA)学術集会の発表を伝えた。患者307人のうち、156人に脳血管塞栓を防ぐプロテクションディバイス併用の頸動脈ステント留置術、151人に外科手術を実施。経過追跡30日目までの重大な有害事象(死亡、脳卒中、心筋梗塞)発生率は、CAS群が5.8%、CEA群が12.6%だった。