厚労省 「イレッサ」副作用で安全性問題検討会開催へ
公開日時 2002/12/19 23:00
厚生労働省は12月19日までに、副作用報告が相次いだ坑悪性腫瘍用剤「イレッサ錠250」(一般名:ゲフィチニブ)について、医学・薬学の専門家らによる「ゲフィチニブ安全性問題検討会」を省内で25日に開催することを決めた。より安全に使用するための対策などを協議する。同剤はアストラゼネカ社が今年7月発売。治験段階から報告されていた間質性肺炎と急性肺障害の副作用発症報告が相次いだことから同省は10月15日、緊急安全性情報の配布を指示した。副作用の報告は11月25日までに、死亡81例を含む291例。