テルモは1月６日、酸素療法を受ける患者が在宅で使用する酸素濃縮器「静音（しずね）」を新発売したと発表した。酸素を濃縮する過程で周期的に発生する排気音を、平均28デシベルまで抑えることに成功。また、消費電力160ワットで、酸素最大流量３リッター／分の機種では業界最少クラスの省エネルギー。音声ガイダンスやアラーム設定など、使用上の安全性を高める工夫もほどこした。小売価格95万円（消費税別）で、03年度4000台の販売を目指す。