テルモ 安全機構付き静脈留置針発売へ
公開日時 2003/01/19 23:00
テルモは1月17日、医療現場での針刺し事故防止のための安全機能付き静脈留置針「シュアシールドサーフローⅡ」を20日から発売すると発表した。安全機構が付いていながら、従来品と同様に通常の使い方が可能。50本入り1万6000円で、03年度売上5億円を目指す。医療従事者への感染事故防止のため安全機構付き商品のニーズが高まる中、静脈留置針に安全機構を装備すると使い勝手が悪くなるなど一部で不備が指摘されていた。同商品は、外部カテーテルから内針を抜くと針先が自動でカバーされる仕組み。針先だけを覆うカバーなので、かさばらず廃棄量が少なくて済む利点もあるとしている。