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ダイトと杏林製薬 リメディオと高岡・井波2工場 3社共同出資で設立予定の「共創機構」に承継で合意

公開日時 2026/04/27 04:52
ダイトと杏林製薬は4月24日、杏林製薬の連結子会社キョーリン リメディオとキョーリン製薬グループ工場の高岡工場と井波工場について、ダイトを含む3社が共同出資して設立予定の「医薬品共創機構」が承継に向けて基本合意したと発表した。杏林製薬は今回の基本合意を受け、対象事業の従業員の雇用・労働条件と後発医薬品の安定供給を維持しながら円滑な事業承継を実現するとしており、ダイトを含む3社と具体的な協議を進める方針を明らかにした。最終契約締結日は26年9 月末、承継実行日は27年4月1日をそれぞれ予定している。

◎杏林製薬 新医薬品事業への経営資源集中による検討を経て共創機構への承継を判断

杏林製薬は今回の承継について、「新医薬品事業への経営資源集中によるグループの持続的な成長および後発医薬品の安定供給への貢献を両立させる施策を検討してきたが、この度、グループの後発医薬品事業を共創機構へ承継することが最善であるとの判断に至った」と説明した。

◎高岡工場は2024年設立 最大20億錠が製造可能な医療用医薬品の固形製剤工場

なお、キョーリン リメディオの25年3月期売上高は342億8500万円で、経常損失は7億8400万円。キョーリン製薬グループ工場の高岡工場は2024年設立で、最大20億錠が製造可能な医療用医薬品の固形製剤工場。井波工場は2005年よりキョーリン製薬グループの工場として稼働(工場設立1975年)を開始。ジェネリック医薬品の内服固形剤の少量生産に対応できる機動力が強み。グループ外の受託も含めて200品目以上の製品を生産している。

◎ダイト “研究開発型のCMO企業”として事業基盤強化 パートナリングのあり方検討

一方、ダイトは、「ジェネリック医薬品の安定供給体制の強化のためのアライアンスに資本配分する検討方針を掲げ、長引く供給不安の早期解決と、“研究開発型のCMO企業”としての事業基盤の強化に向けて、異業種も含めたパートナリングのあり方を検討してきた」と強調。「高い研究開発力と堅牢な品質保証体制、少品種大量生産に適した効率的な製造能力を有する杏林製薬の対象事業について、当社が中心となり他2社と設立予定の共創機構が承継することについて具体的な協議を進めることで基本合意した」と強調した。

◎「医薬品共創機構」 バリューチェーンの上流が軸のプラットフォーム

なお、ダイトを含む3社が共同出資して設立予定の「医薬品共創機構」について、同社は、研究開発やサプライチェーン、製造、品質保証など「バリューチェーンの上流を軸とした安定供給体制の高度化を目指すプラットフォーム」と位置付けている。また、「当社が過半を超えない最大出資者として他2社との共同出資により設立される予定」と明かした。共創機構は、「製造販売承認や屋号の統合についても目指す」としている。


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